今年も必ず!!!!
第1回いきざまつりが終了し、
その後も、変わることなく、
踊り、笑い、感動し、
全国各地、いろいろなお祭りに行かせていただき、
「
2011年3月11日。
日常は、いとも簡単に、非日常になりました。
被災地から遠くはなれた和歌山にさえ、
テレビ、インターネット、どこを見ても、
目を覆いたくなるような惨状が映し出されます。
関東、東北の家族はみんな無事なのか?
確認することもままならず、不安に駆り立てられました。
先生方がいる千葉や、遊舞炎舞がいる須賀川、
何度もつばを飲み込みました。
状況が明らかになるにつれて、この災害は、
命を失った人がたくさんいる、
家族を失った人がたくさんいる。
ありふれた日常を失った人がたくさんいる。
そんな時に、「踊っている場合なのか」
自分たちは幸いにも、命や家族、大切なものを失わずにすんだが、
自分たちは踊っていていいのか。
地元のお祭りやイベント、週に1回の自分たちの練習の時にすら、
迷いを打ち消すように、被災地を思いながら、
今、
自分たちの愛する、信じる、izanai踊りを踊り続けました。
世の中は、地震のあと、様々な変化を余儀なくされています。
それはこれからの日本や世界、
地球にとって、すばらしい変革になる可能性を
秘めているようにもみえます。
たくさんの心ある人たちが、手を取り合って活動を始めています。
いい世の中を創造していくために、
ポジティヴな鼓動が聞こえます。
でも、絶対に忘れてはいけないことがあると思います。
まだまだ、傷はいえず、
現実、目の前で起きる不条理に、
そんなひとがたくさん、たくさんいるということを。
僕らは、その渦中から離れたこの和歌山で祭をします。
いきざまつりという祭を。
何のために?
ずっとずっと、考えていました。
踊っている場合なのか?
祭をしている場合なのか?
何のために??
「生きる喜び」を感じるために、祭をします。
「生きる喜び」を思い出すために、祭をします。
「生きる喜び」を発信するために、祭をします。
「生きている」ということ。
その当たり前に。
その奇跡に。
喜びを爆発させ、
感謝をする。
それが何の意味がある?
分かりません。
まだ、迷っているのかもしれません。
ただ、「生きていること」の尊さ、はかなさ、意味、喜びを
大好きな、大好きな踊りで、爆発させたい。
その1点で迷いはありません。
第2回いきざまつり、開催させていただきます。
今こそ、生きる喜びを爆発させたい。
皆様と一緒に、このかけがえの無い瞬間に感謝し、生きぬきたい。
そのエネルギーが、ひかりとなって、
そのエネルギーが、未来の礎となることを信じて。
皆様とお会いできることを、心から楽しみにしています。
愛と感謝をこめて。
紀道代表 吉田 大介